from 火星 to 精神科

2週間のぼんやり精神科入院記

はじめに

1.私は2011年11月17日に首吊りで自殺を図り未遂に終わりました

2. 医者からはアルコール依存、反復性抑うつ性感情障害と診断されています

3. しかし、アルコール依存が8割以上の病を示してると感じます

4. ここでは2週間足らずの入院生活の中で印象に残ったことを書いていきます

5.また、体重遷移日記も付けていきます

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甘味のひと

まだ保護室に隔離され、小ホール(入院ほやほやの患者や、雑居室で他社とのコミュニケーションを円滑に行えない者が、唯一テレビ・お菓子などの娯楽を興じる事のできるスペース)に初めて放り出された時、一番印象に残ったのはスキンヘッドの中年男だった。全く無言のまま、購入したゼリーを食べていた。スプーンが支給されないのか、コーヒーゼリーの蓋を2つに折り、それですくいとって食べる姿は余り愉快なものではなかった。ズルズルとすすっていた。看護師も注意しないため、松沢病院ではそれこそがゼリーの正しい食べ方なのだろうと思った。俺は甘味に飢えてもゼリーを食べないことを決意した。
そもそも誰もゼリーなど食べてはいないのだ。みな判を押したようにエビせんにコーラやコーヒー牛乳ばかりを口にしている。
スキンヘッドの男は人目を憚らずに雑誌のポルノページを広げ、深々と重々しく見聞するように眺めていた。入院したての俺はすることもなく、手持ち無沙汰に名前も知らない女の裸を横目にしていた。俺は彼の行動を嫌悪していた。あまりポルノ写真自体好きではないし、それを熱心に見入る姿というのも気持ちのいいものじゃない。加えてスキンヘッドである。怖い。
また、その日は偶然風呂の日であり脱衣場で彼の背中に堂々とした洋彫りが大きく掘られているのを見てしまったのである。怖い。
加えて甘味に非常に飢えているようだった。とある日、Kがアイスクリームを持ってお見舞いに来てくれた時、偶然その様子をガラス戸越しに発見されたことがあった。
何を思ったのか「うぅぅ」と呻き声を発し、手のひらでガラスを叩き壊さんばかりに殴りつけているのだ。その姿はゾンビそのものだった。
洋彫りを入れたハードコアな甘味好きでゾンビ。彼は保護室から出られない人のようであったため、短い入院期間では直接言葉をかわすことはなかった。
だが、先の件や、窓を開けたら檻越しに偶然彼と目があってしまうなどの体験があり印象に残っている。

2012年3月9日

●体重:77.2KG(20:40計測)

うおぉぉぉぉぉ減ったよぉぉぉぉぉ。
というものの減ったわけではなく。

一応2キロ落とした形となる今日の食事はどのようなものだったか。
朝:卵納豆。卵納豆のみでご飯は食べずにすます。
昼:とうふと蕪菜の味噌汁
夜:セロリ・にんじん・じゃがいも・アスパラのトマトスープ、ご飯

これに少々のカンパン、トマトジュース900ML程度、豆乳が加算される。
あんまりダイエットっぽくないような……。
アレだ、肉も厳禁なのやもしれん。炭水化物も。おお、食事の喜びはなしだ-。太ることでしか俺の人生は悦びを得られんのであるよー。

我が人生は肉よ油よと深窓の令嬢がごときを歩んできたため、その喜びを得られない渡世など考えることなど出来ない。実ることのなき雲母の果実を結実させるようなものじゃよーギャワー。等と言っても仕方のなきことであります。

【今日のアニメ】
・新 テニスの王子様「さらば手塚国光」
はーいはいはい。みんな大好き「テニプリ」のアニメだよー。
手塚部長がドイツのプロチームへ去っていくという劇的な物語にもかかわらず、何故かいつもどおりのローテンションで淡々と物語が進むというテニプリアニメ。ブリーチといいナルトといいジャンプアニメはローテンションじゃなきゃいけないという鉄の掟でもあるのか。ローテンションではあるのだけれど、手塚ゾーンや手塚ファントム、普通に3メートルくらいまで飛び上がっているジャンプボレーなどの異次元画面が挟まれるので、いつも油断ならない。
しかしこれが常態化してるんですわよねー。コンテ切ってる人はもう慣れちゃってるんでしょうか。表現というモノに踏み入れることっていうのは、見えない世界への扉を開きかねない事態に陥るやもしれない恐ろしいものですね(てきとう)。

2012年3月8日

●体重:79.1KG(21:00計測 )

うそーん。
直前まで大量の水分を採っていたためということにする。
うわーもう超ショック。すごいショック。俺は一体なにをしたというのか(めし食ったんだろうな)。

朝と夜の間で2~3キロの振れ幅があるので、それを小さく(あるいは夜を低く)していくことが重要なのであろう。夜を余り食べない、というのは体の中にあるものを消化して体重の振れ幅を減らせばあるいは……。
というか、今日は夜を食べ過ぎました。

というわけで、今日の食事の見直しをしてみましょう。

朝食はたまごかけごはん。卵と納豆をかき混ぜ、レンジで解凍したご飯をいれ、ぐちゃぐちゃして食べます。セロトニン対策で食べてるんですが、これコメを抜いてもいいかも知れない。
昼はコンビニの焼き鳥とおにぎり。銀行へ行く用事があり、歩きながらの昼食。これをやってる時に知り合いと会ったならば恥ずかしさはマックス。せめて路上に座り込んで食うのがベターではある(全くベターではない)。
帰宅途中に言いようのない鬱屈に襲われ本搾り(350缶)を飲酒。スリーップ! 一応、酒をやめるつもりでいるのだが、飲むときは飲まざるを得ない。得ないじゃねえ、ってところだが。
夕食の合間までにカンパンを数個かじり、トマトジュースをガブガブ飲む。トマトジュースは毎日900ml~1000mlを飲むという近頃はやりの中性脂肪落とし法を実践している。
夜は親子丼の上だけ。具は水菜、ネギ、豆腐、鶏肉。なんだこれ、親子丼じゃねえ。何かの煮物だ。ただし、同居人が肉を食べないので鶏胸一切れをぱくりと平らげる係となってしまった。鶏肉は半分でも良かった……。

朝はコメ抜き、間食・酒抜き、コンビニ弁当抜き、夕飯の具はもっと野菜主体にしろってことか。ことかよ……わかってる、わかってるんだ、俺は!

2012年3月7日

●体重 78.1KG

昨日盛大に食べ過ぎたためこの体たらく。
今日も多めのカロリー摂取&炭水化物摂取だったので大きく数値を伸ばすような気がする。
明日から本気出す。
しかしねえ、飯も酒もうまいんだよ。うまいから食わざるを得ない。
最近、腹はいっぱいなのに食欲だけがグーンと上がる自体に陥っている。また、口中の唾液が妙に多く分泌されている。特に食べ物を見るとぐっと出る。わかりやすい条件反射だな感じ入る次第。
パブロフの犬状態になりながら、果たして病気とデブに打ち勝つことは出来るのか。
今の俺では絶対に無理な気がする。何かしら脅迫的観念を与える存在が側で目を見張らせていない限りは。
そんなことをしてくれるモノ好きはいるはずも無いので、心を鬼にして自分を追い込むしか無いのであろうか。

【今日の漫画】
・花のずぼら飯(2)
久住昌之は「冬は乾燥していてビールが美味い」という台詞を何作品に使ったのであろうか。
「3巻が出ない可能性もある」という示唆を残し綺麗に(だが雑誌連載を告知して)読み終えるという構成は秋田書店にしてはスマートでよかったなあ、と思った。

2012年3月5日

●体重:76.8KG(20:55測定)

わーい減った減ったよー、という感じではあるが畜生クソったれこれぐらいは誤差だよわかってるよ。メイヘムな気持ちがフォーリングダウンしている。例の歌声シンセのラブソングくらいメルト贅肉落ちてしまいそうなアレにナニしてくれないだろうかと思い悩むひびわれた日々でござんす。
でも誤差でも嬉しい! 俺の体から肉が減った! わーい!  アイス食べよーう(ギャフン)

今日食ったもの
・ウィダーインゼリー
・カップそば
・ひなあられ
・アイス(カップアイス1/4)
・もやしニラ炒め
・ベーコン
・トマトジュース(900ML一本)
・酒(350ML一本)

俺は手づかみでくったり、鍋から直接くったり、とにかく旗から見ると汚い様相でガツガツ食うのを好むという汚らしい嗜好を持っている。そのためか、しょっちゅう冷蔵庫を開けてウィンナーをかじったりしてしまう悪癖がある。立ち食いや歩き食い(飲み)も好きだ。スーパーの、冬の石のように硬質で冷凛とした風情のある、作りおきをされたやきとりや串焼きなどの惣菜を歩きながらほおばるのは快楽の極みと言っても過言ではない(俺の中で)。
上記のような褒められたもんじゃない行動も加齢だけでは収まらない勢いで太っている原因なんだろうなー。

目の前で桃の花弁が開き、ほのかに春の景色を色づかせている。壁紙は白く雪のようで、窓の外は雨のせいで暗い。吐く息の白さは文字通り霧散し、俺は暖かさを待ち焦がれている。こんな体型で迎える夏はどれほど苦痛かを考えると(去年の夏は60キロ台前半だった)、思考は大理石のように結晶化し停止してしまうのであった。まる。まる?

2012年3月4日

●体重:78.9KG(20:30測定)

かかりつけの精神科医からは「運動をしなさい」「音楽を聞いてリラックスしなさい」などといったアドヴァイスを受けている。そのため、だいたい毎日、音楽を聞きながら、あるいは聞かずに1~2時間程度の散歩をすることにしている。今日も行った。しかし、根本的に気分が晴れないし、酒飲みてえし実際飲んじゃうし散歩してていいことなんてあんのかなあ、と思う部分もある。
もっと汗をがっつりかくような運動をすると脳汁が溢れ出していいのかも知れない。でも、そんな運動やりたくないしなあ。
散歩にしても、近所は車の多い場所柄のため大気が非常に汚い。大気が汚ければ荒んでしまうものだ。歩けば歩くだけ荒む。荒んだ先にあるのは病状悪化か、それとも諦念による寛解か。俺にはよくわからない。
散歩も同じ所をグルグルと廻っているから楽しくないのかもしれない。
どうせ現在のところは暇であるのだから、遠出してみたって構わないわけだ。
わけではあるが、唸りをひとつ入れて動き出すことができない。

今日食ったもの
・なっとうごはん
・かっぱえびせん(3分の1くらい)
・鶏肉と玉葱とピーマンの蒸し物
・コンビニやきとり
・酒
・ミニピザ
・トマトスープ
・野菜ジュース

こりゃ痩せねえわ。

【今日のアニメ特撮】
今日は日曜日、日曜日といえばテレビ朝日のニチアサだ!

・デジモンクロスウォーズ(2012年3月4日放送分)
謎の光るクワガタが現れて学校や街が大騒ぎ、というお話。
このシリーズは何故か怪奇色? みたいな要素が強くて「お化けっぽい話で終わるんだろうな」と思ったら、なにやら物語のキーとなるキャラが出てきたり、これまでの主人公が勢ぞろいで出てきてターニングポイントっぽい。予想を裏切るのがうまい構成だなあと思う。

・特命戦隊ゴーバスターズ
ゴーバスさんたち設定紹介回。いつも見ていて思うが、ライダー・戦隊とか幼年誌を見ずに設定や物語を把握できる人はいるのだろうか。

・スマイルプリキュア
ピーーース。ピーーースさんですねえ。とも思わない。
どうも女児女児している展開が合わないというか、ハトプリからハマった俄なのでプリキュア修行が足りないせいもありもぞもぞしてしまう。

2012年3月3日

●体重:79.2KG(21:30計測)

今日はカワグチくんが東京に来ているというので会いたいと思いむりくりスケジュールに入れてもらった。その前にはシローズ君と新宿西口思い出横丁の宝来家でさし呑み。ガツ刺しやもつ焼き盛り合わせをビールでガッツガッツと食らいまくる。というほど食らっていないが。

その後、カワグチくん、はじめちゃんら友人と合流しヴェローチェにてお茶をすること小一時間。カワグチくんがめでたく100キログラムに到達したということなので、お互いダイエットを始めようではないかという話になる。自分も太ったことが猛烈なコンプレックスになっているし、文章を書けなくなっているという事象に対して悩んでいたので書くこととする。

・今日食ったもの。
・もつやき
・芋ようかん
・スウィートポテト
・トマトジュース
・ごはん
・レバ刺し
・酒

酒さえやめれば痩せられるんではないかと思うけれども、普段の食生活も俄然もりもり気味なので運動もしていきたい所存である。

【今日のアニメ】
・日常(NHK教育版)
ちゃんみお(みおちゃんというキャラクターが居るのです)失恋爆裂回。らぶらぶしてましてたいへんよいことだとおもいます。それ以上感想が思いつかない。
日常の豊かさはアニメスタイル第5号に書かれているのでそちらを見れば良い。
ところでふたばかなんかで「日常ってカリキュラマシーンのパクリだよね」というアニメスタイルからそのまま持ってきたような書き込みがあり一人で笑っていました。

・TIGER & BUNNY「人間万事塞翁が馬」(再放送)
バニーちゃん以外おめざめ回。サンライズ作品は妙に演出が間延びする印象。もうちょっとカット割ったりしてもいいんじゃねえかなとかなんとか。

あとざつおん!!!の2を買った。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0079A2KQG/

【病院食】 ( 1 ) 食事について

俺は松沢病院以外に入院したことが無いので、他の病院と食事を比較することはできない。私立の病院ならば医療費が高い分、美味しい食事が出るのかも知れない。同じ都立や公共の病院でも味に優劣が出るかも知れない。その辺は全くわからない。

食事は朝:午前7時~7時半頃、昼:午後12時頃、夜:午後6時頃に提供される。献立は一週間ごとに発表される。また、週のうち3~4日は「選択食」というものがあり、昼食を肉か魚か、麺かパンかなど、おかずや主食がことなる「A食」「B食」を選ばせてもらえる。前の週のうちに看護師が一人ひとり丁寧に写真を見せて選択させる。子供だましのようだが、変化の乏しい生活の中の、輝かしい瞬間にも感じられた。俺は選択した食事をいちいちうじうじと覚えていたはずなのに、選んだはずではないものが出たときは呆気に取られたものだった。あれはなんだったんだろう、ただの間違いか、俺の勘違いか。

食事の内容は、鯖の味噌煮、きつねうどん、カレー、鳥の親子煮などオーソドックスな定食メニューが多くチャレンンジブルなメニューは殆ど無い。
患者の体調によって「全粥食」「普通食」に別れる。全粥食は文字通り主食がおかゆ、普通食はご飯だ。麺や丼物は普通食に属するので、献立は多少変化する。とりあえず隔離室にぶち込まれた当初は有無をいわさず全粥を食わされる。一定期間経過して「ま、いいんじゃねえの」と医師や看護師が許可すればご飯・麺類・パンなどが解禁される。

味の傾向は、病院食らしく大人しく、悪く言えば味気ない。良く言えば素朴。ただ、極端に塩辛いもの(入院記にあったハンバーグなど)もあって油断ならない。油断していると、唐突に味の濃いものが出て体がついて行かない時もあるのが精神病院っぽい雑なところ。

雑さといえば、一緒に配られるお茶の温度管理が雑すぎる。ぬるめの時もあれば熱い時もあり、さらには冷茶の時もあった。キンキンに冷えたお茶は、普段冷たい飲み物を飲めないため、「こりゃアタリだな」と思うのである。実際冷えている飲み物というだけで大変ありがたい気持ちになった。ぬるま茶は完全にはずれ。ふざけるな。と、いうよる、ぬるくてだるい病院生活を表しているようで色々と暗くなってしまう。

食事時にもなると、大ホールの人間はずらずらと扉の前に群がり出す。まだかまだかと看護師にせがむ幼児性の高い奴まで居る始末。とにかく食事だけが唯一の刺激・娯楽だからしょうがないのかもしれない。が、いかんせんみんな心が狭すぎる。だから病気になるのだろうか。
特に、体型やしょっちゅう注射しているために、どうも糖尿病を患っているらしきうつ病(多分)ジジイの食に関する意固地さと言うか意地汚さは異様な執念を感じた。見ているこっちがきつくなるので非常に殺伐とした気分にならざるを得なかった。

【12月1日】 退院

退院の日。夕方午後3時近く。俺は大ホールから小ホールへ、そして閉鎖病棟の出口へと続くガラス扉の前でじっとしていた。もうすでに衣服や書類、各種の小物はまとめている。あとは出るだけだ。
退院して待ち受けるのは、会社などのもろもろの事務処理であろう。
それを捌ききれるかはわからなかった、無理だろうと思っていた。
退院して何になる? どうせ酒を飲まないんだったらここにいたほうがいいんじゃないか?
嫌だ。俺は酒を飲みたい。
しかし皆に世話をかける。ここで死んでゆくほうがましでは?
当たり前だ。だが俺は出ていく。出ていったところで死ぬだけだ。俺は死ぬ。
親はどうする? 病気についてなんの理解もない? 人の話も聞かないぞ?
殺す。殺してやる。俺は親を殺してやるんだ。嫌なんだあんな奴らは。
同室の人間が長期入院のための病棟へ移るらしい。その人は親族も保護者もいなく、病院から出ることもできないため、家賃の支払を出来ずに居ると嘆いていた。待ってくれている人や親族の居る俺はずいぶんましなのだろうと思う。泥沼の底の底のような孤独に俺は耐えられるか。金があれば耐えられるのかもしれない。俺の不安の元は全て金だからだ。金をくれ。金をくれ。
扉が開く。看護師が用意できたことを告げる。俺は荷物を持ち、扉の向こうへと足を踏みだす。死ぬだけの世界へ帰るのだ。

【11月30日】

明日退院が決定した。

喜ぶべきことなのだろうが、死ぬことばかり考えている。心が落ち着き、体が落ち着くと、不思議と思考は死へとさまよいでるのだ。そうでなければ散漫に食べ物のことばかり考えている。

医者に聞くと、死にたさなりなんなりにはカウンセリングや認知療法によって、自分自身の認知の歪み、すなわち自分への価値の低さや死にたさへ通じる考え方の歪みを強制しなければならないらしい。認知療法はどうでもいい、甘味療法やアルコール療法などないものか、などと考えてみるが口には出さなかった。
不安ばかりが募る。ソファにかじりつき、不安を押し止めようとマンガのことばかり考えた。昨日卓球に誘ってくれたd同室の人間が「面白おかしいマンガはあるか」と問うのでるきさんを貸した。サザエさんみたいな本、というとたいそう喜んでいた。よかったよかった。

不安だ不安だ不安だ。不安不安不安。不安で押しつぶされるというのはこういうことか。
今日退院していった40も超えているであろう生活保護者がしきりに不安を訴えていた。確かマンガ「刑務所の中」でも出所に怯える人間が描かれていたと思う。
俺と同じく退院する同室の若い子は控えめではあるが、退院に喜びを大きく感じているようだった。
死にたい。